【餃活】編集部のホーム「大陸」で餃子全種類注文してみた!

大陸レポートのアイキャッチ画像 餃子のお店

「日々是餃子」は、東京・新宿にある企業の「餃子好き有志」によって立ち上げられたメディアです。

そのため、編集部員たちは新宿界隈のお店によく行くのですが…。編集部にとってホームとも言うべきお店が、歌舞伎町の「大陸」です。

大陸の看板
↑歌舞伎町さくら通りの入口、石塚ビル4階にあります

このお店、餃子がおいしいのはもちろん、麻婆豆腐など中華料理のメニューも充実しているし、何より新宿・歌舞伎町というロケーションにありながら古き良き町中華の雰囲気があって、居心地がいいのです。

去る4月某日、日々是餃子編集部はここで「春の餃子会」を開催。実は「日々是餃子」は2023年の3月に立ち上げたメディアなので、1周年記念の餃子会でもありました。

そこで「せっかくならメニューにある餃子みんな頼んでみよう!」ということになったので、今回は大陸の餃子・全種類レポートをしようかと思います。

まずは、大陸にある「餃子系のメニュー」紹介から。

大陸のメニュー写真

写真はちょっと不鮮明なところがあるので以下にも記載しますが、餃子は全部で7種類あります。

・焼き餃子 500円(550円)
・水餃子 500円(550円)
・蒸し餃子 560円(616円)
・特製焼き餃子 560円(616円)
・特製水餃子 560円(616円)
・担々水餃子 520円(572円)
・スープ餃子 780円(858円)

※すべて一人前7個・( )内は税込み価格

焼き餃子と水餃子にはそれぞれ、ノーマルの他に「特製」があるのが特徴。「特製」といってもノーマルとは60円の価格差しかないので、気軽に頼めるのが魅力ですね。

ではまず、大陸に来るお客さんの99%が頼む(であろう)定番中の定番、ノーマルの「焼き餃子」から紹介しましょう。

焼き餃子の写真
↑写真は2人前。これぞ大陸の看板メニュー!

餃子のサイズとしては、「食べようと思えばひと口で食べられるものの、小ぶりというわけでもない」といった絶妙なサイズ。肉汁を余すところなく食べたいならひと口で、具にもタレをつけたいなら二口で、といったイメージです。

大陸の餃子はニンニクを使っていないのであっさりとしており、いくらでも食べられそう。何かがガツンとくるようなインパクト系の餃子ではないのですが、それがまたいいんですよね。

大陸の公式サイトにも「老若男女に愛される餃子の美味しいお店です」という言葉があるのですが、まさしくそんな味。タレは定番の「酢醤油+ラー油」が合いますし、「餃子のおいしさってこういうことなんだよな…」と、しみじみ感じます。

また写真を見てもらえればわかるとおり、餃子同士がピッタリと貼り付いていないので、「皮が破れて肉汁が全部こぼれてしまった…」といった残念な場面がほとんどないのも嬉しいところ。

餃子コラム:餃子の「固着・破損」問題について

大陸に来たら、ひとまず焼き餃子とビール(もしくはハイボール)を頼むことは決定事項として、「さて他はどうしようか」と考えるのがおすすめです。

そして! 水餃子好きの僕(編集部スタッフS)としては焼き餃子だけではなくぜひ水餃子もマストで注文してほしいところ。

水餃子の写真
↑水餃子2人前。餃子好きならこちらも外せません

こちらはやはり、つるりとした皮の食感が魅力。具は基本的に焼き餃子と共通だと思うのですが「調理法が違うだけでここまで味わいが違うのか」と感じられるのが餃子の奥深さですよね。僕としては、ジューシーさは水餃子の方が上ではないか…?と思ったりします。

…で! 焼き餃子→水餃子ときたら、次は「蒸し餃子」ですよね。

蒸し餃子の写真
↑当たり前といえば当たり前なのですが、セイロで出てくるのが嬉しいですよね

蒸し餃子は焼き餃子とは具が違っているそうで、干しエビが使われているそうです。といってもエビ風味がガツンと来るわけではなく、ほんのりという感じ。焼き餃子とは違った、上品な味わいです。

そして気になる「特製」の焼き餃子と水餃子ですが、これらの具は「蒸し餃子と共通」なのだとか(メニューにもそのような説明があります)

大陸レポートのアイキャッチ画像
↑特製焼き餃子(二人前)。黒いお皿でちょっと特別感があります
特製水餃子の写真
↑特製水餃子。こちらも黒いお皿で提供されます

蒸し餃子と同じ具とのことですが、やはり「エビ風味」を強く感じるわけではありません。ただ、なぜかノーマルよりも香味野菜の風味を強めに感じるなと思いました。

もちろん特選もおいしいのですが、ノーマルの焼き餃子の上位互換というわけではなく「バリエーションとして存在している」といったイメージですね。僕もどちらが好きか決められないですし、おそらく大陸に行ったら「両方食べる」が正解なのではないかと思います。

さて、残る餃子メニューはあと二つ。まず一つ目が「担々水餃子」です。

担々水餃子の写真
↑見てわかるとおり、ラー油ベースのタレがかかっています

「担々」という名前がついていますが、担々麺のような挽き肉餡が乗せられているわけではなく、ラー油ベースのタレがかかっています。

このタレは「激辛とまではいかないものの、それなりにしっかり辛い」という感じ。辛いもの好きな人におすすめです。「今日は餃子をとことん食べるぞ」という気分のときには、これで味変するのもいいですね。

餃子メニューの7品め、「スープ餃子」は、具だくさんのスープに水餃子が入っています。

スープ餃子の写真
↑にんじん、白菜、きくらげなど具がたっぷり

例えるなら「タンメンの麺を水餃子にした感じ」でしょうか。言うまでもなく、締めの一品として最高です。野菜もたっぷり入っているので、やさしい味に仕上がっています。

…というわけで、以上が大陸の餃子メニュー7品でした。

どれも間違いないおいしさで、餃子欲を存分に満たすことができます。

そしてもちろん、この日に注文したのは餃子だけではありません(編集部7人全員が参加した会だったので、胃袋的なキャパがあるのです…!)。せっかくですからそれらも紹介していきましょう。

麻婆豆腐の写真

中華の定番、麻婆豆腐。これも間違いありませんね。ちなみに僕としては、この麻婆豆腐を水餃子にかけて、「麻婆水餃子」という背徳的な(?)アレンジを卓上で完成させるのがおすすめです。

空心菜炒めの写真

空心菜炒め。これも、ここで餃子会をするなら定番です。シャキシャキの食感とにんにく風味で、おいしくないわけがないのです。

桂花陳酒の写真

お酒は、ビールもハイボールもいいけれど、ちょっと変化球を挟みたくなったら「桂花陳酒」はいかがでしょうか。

キンモクセイの香りが、中華料理にはよく合います。ロックもいいし、ソーダ割も餃子に合いますね。

大陸の店内写真

「大陸」は、なんと昭和28年創業という老舗。

第二次大戦の敗戦をきっかけに中国から引き揚げてきた先代が、中国生活で出会った餃子をベースとして完成させたものが、大陸の餃子なのだとか。

そんなストーリーも含めて、やっぱり僕らはこのお店が好きだなぁと思います。

もちろん、新宿にはまだまだおいしい餃子の店がたくさんあるし、他にも「ホーム」と言うべきお店もあるのですが、大陸にはこれからも定期的に通いたいなと思います。

気になる人はぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。人気店なので夜は予約をおすすめしますよ。

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